歯を守りたい
歯は本来、手入れを 怠らなければ、一生使えるものです。
歯は 食事のみならず、言葉の発声にも 影響します
食べる楽しみも、声による意思の伝達も、生涯 果たしていけ
明るい笑顔を 取り戻し、維持していく、「 お手伝い 」 ができればと 考えております。
そして、大切な 歯を 「 ささえている骨 」 を、より大切 に
歯を守るには、歯へのを 「 おもひやり 」 と、地道な努力しかありません
歯の守り方
私たちが 歯を失う理由の 約 9 割 は、「 むし歯 」 と 「 歯周病 」
「 むし歯 」 で 歯 を失い、「 歯周病 」 で 歯を ささえている 骨 を失います
歯も骨も、片方を失えば、機能しません。
この 2大疾患との闘い に負けないためには、
まずは、相手を知ること
この2つの病気の 「 正しい知識 」 なくしては、歯は守れません。
そして正しい知識の、日々の 「 正しい実践と継続 」 が唯一の方法です。

歯をめぐる 5つの 「真実」
1.「 年をとったら、歯は悪くなって当たり前 」 ではありません
むし歯 や 歯周病 といった、病気で 失われるのです
手入れを 怠らなければ、歯は守れるのです
アメリカでは 85歳 で 15.8本、スウェーデンでは 75歳 で 19.5本 の歯が残っています。
日本では、80歳 で 6.8本 しかありません。
欧米では、治療ではなく、悪くなる前に、定期的にメンテナンスを受け、
治療する 必要がない、健康な状態を 保つようにしたのです。
このメンテナンスに、力を入れたことにより、国民の平均残存歯数が、飛躍的に 向上したのです。
「 歯医者っていうのは、痛くなったら 行くもんだ 」
「 年をとったら、歯は悪くなって 当たり前だ 」 という 思い込み・習慣は 欧米の先進国では 昔のもの。
常に 悪くならないように、気を使ってあげる、歯を大切 にしてあげることが、かかせないのです。
2.「 誰でも 歯石はつくもの 」 ではありません
歯石は、歯みがきで 取りきれなかったプラークが、固まったものです
プラークを残さない、 「 正しい歯みがき 」 ができていれば、歯石はつきません。
また歯石がつけば、細菌の塊である プラークは、より溜まりやすくなります、
そして歯石がついている 期間中は、細菌は 増え続けて、細菌による病気は 進むのです。
歯石のつかない = プラークを残さない = 「 正しい歯みがき 」 を身につけることが 重要なのです。
3.歯を治療すると、治る?のでしょうか
歯科医院に行って 「治療が完了した」 という状態になっても、
それは、指を切った後に、傷が 「完治する」 のとは違います。
「かむ」 「食べる」 「話す」 といった基本的な機能を、回復しただけで、
健康な自分の歯に比べると、断然、耐久性は悪くなります。
ですから、悪くなった歯を 「治す」 ということは、できないのです。
どんなに、最新の高価な治療でも、 「見た目をよくする」 ことと
「機能を回復させる」 ということしかできないのです。
さらに、 「歯周病」 は 「沈黙の病気」 とも言われ、痛みなどのサインがありません。
気づかないうちに、歯をささえている、「大切な骨」 を失ってしまいます。
失った骨は取り戻せません。
歯周病は、慢性疾患で、痛みもなく、ゆっくりと進行していきますが、適切な治療をうけ
定期的にメンテナンスすることで、
その進行を、極端に遅くすることができるのです。
4.「歯みがき」 の正解
歯についている、白っぽいネバネバ 「プラーク(歯垢しこう)」 は、 「食べかす」 でも 「汚れ」 でもなく、
むし歯 や 歯周病 の 原因菌の塊。
むし歯や歯周病を防げるかは、このプラークを 「残さず取り除けるか」 にかかっています。
①1日1回は10分以上かけて、1本ずつ、全周 を丁寧に磨く
②ハブラシだけでは、6割のプラークしか取り除けません。デンタルフロスや、歯間ブラシの併用は不可欠
③まずは、歯磨き粉は つけずに 磨く。歯磨き粉は、最後の仕上げに使う。
また、ひとりひとりに、適した磨き方、適したハブラシ、を選ぶことが大切です。
「歯みがきのレッスン」 をうけて、適した 「ハブラシの処方」 をうけて 「正しい歯みがき」 を継続しましょう。

5.「うがい」 の2つの真実
① 歯みがき後の 「うがい」 は最小限に
歯磨き粉のフッ素や抗菌剤 ( 塩化セチルピリジニウムCPC や 塩酸クロルヘキシジンCHX ) の
効果を期待するには、歯みがき後の、唾液中に 「 残っている薬効成分の濃度 」 が重要
「うがい」 の際には、水の量 と 回数 をできるだけ少なくし、濃度の低下を防ぐ、つまり 薄まらないように
「うがい」は1~2回で、就寝前がベストです。
寝ているときは、唾液量が少なくなるので、フッ素濃度が高くなり 「むし歯予防効果」 が高くなります。
② 洗口液 (うがい薬) の効果は限定的です
「 歯みがき 」 の代わりには、なりません。
細菌の塊であるプラークは、バイオフィルム Biofilm となって歯にへばりついています。
台所のシンク・配管の内側・川の石のヌルヌルなどがバイオフィルムです。
自然界では、多くの細菌は、ひとりでブラブラせずに、バイオフィルムを作って存在しています。
バイオフィルムとは、多種の細菌がスクラムを組み、ヌルヌルを作って、バリアーをはった状態です。
バイオフィルムであるプラークは 「 うがい 」 では 洗い流されず、
洗口液の抗菌成分は、バイオフィルム中の細菌には、効きにくいのです。
また洗口液は、歯周ポケット内までは 侵入できません。
バイオフィルムに、対抗する最も効果的な方法は、機械的除去です。
つまり 「 歯みがき 」 です。
歯石になる前の 細菌バイオフィルムは、「 正しい歯みがき 」 で除去できます。

今こそCHANGE 「 あの時、こうしていればよかった・・・」 |
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「 悪いところがないのに、歯科医院に行くのか? 」 |
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「 わたしは、きちんと磨いているから 」 誰でも、磨き残しはあります、長年の磨き方のクセもあります。 |

レッスンの目的
歯みがきは、誰にでもできます。しかし 「正しい歯みがき」 ができている方は 少ないのが現状です。
複雑に 入り組んでいる歯と、そこに 強く 粘着しているプラークを、
残さずに ブラッシングするのは、簡単ではありません。
バイオフィルムは、一部が残っていれば、それをもとに、再び、拡大していくのです。
また、一度ついた悪いクセを修正するのは、思っているより大変です。
しかし無理をしたのでは、長続きしません、「 歯みがきの正解 」 はひとつではないのです。
一人ひとりにあった、「 正しい歯みがき 」 があるのです。
それを見つけるには、一方的に習うだけでは、見つかりません。
患者さん自身の 「 積極的な参加 」 が不可欠なのです。
工夫しながら、磨きやすい あなたにあった、「 正しい歯みがき 」 を 見つけてみませんか?
<予約制>
基本は毛先磨き
ブラッシングには、様々な 磨き方がありますが、 (××法・○○法など)
まずは、歯に歯ブラシの 毛先が、当らないと、磨けません。
歯ブラシの毛先を、歯に直角に当て、1ヶ所につき10~20回ほど、小刻みに振動するように動かします。
力を入れすぎると、毛先が広がり、上手く磨けません。
自分の力で 磨く (こする) のではなく、歯ブラシの 「 毛の弾力 」 で磨くのです。
歯の形や 歯並びを 良く観察して、部位ごとに、歯ブラシを 縦・横・斜めにしながら、
歯を 「 1本ずつ磨く 」 感覚で、丁寧に ブラッシングしましょう。
一番奥の歯まで 届いていますか? 内側 ( 舌のある側 ) には届いていますか?
歯と歯の間の歯みがき
隣の歯と接している面には、歯ブラシの毛先は当りません。
けれど細菌には 「格好のすみか」 になっています。
むし歯になりやすい理由はこちらに![]()
歯と歯の間には、ブラッシングの後に デンタルフロス を使いましょう。
フロスはピンと張って ゆっくりと歯間に挿入し、歯に 巻きつけるような 感覚で、
歯に沿わせながら、引き上げます。
ただしフロスは 鏡を見ながら、ハグキを傷つけないように注意して下さい。
デンタルフロスは、右の写真のように、白い商品が多いのですが、
プラークは白いので、左の写真のように、フロスに色がついていれば、
白いプラークが見やすいので、「 プラークがとれていること 」 が実感できて、
今までフロスを、使っていない方には、
「 デンタルフロスの必要性 」 が理解しやすいかもしれません。
ハブラシについては、こちらにも
歯ブラシの処方
(ご希望された方・歯科医院専売品のみです)
当院では、歯並び・歯の大きさ・歯肉の厚み・手の器用さ・炎症の程度などを 考慮し、
患者さんにあった 「 歯ブラシの処方 」 も行っております。
同じ 大きさですが、毛の長さは 違います。歯ブラシには、それぞれの特徴があります。
当院では、毛先が フラットのものを、お勧めしておりますが、上のように 少し段差のあるものもあります。
また、丸い歯ブラシや、両側ではさむような、特殊な形態のものは、お勧めできません。
コンロまわりや、浴室の 細かい汚れを 掃除することを 想像して下さい。
決して 使いやすいものではないと 思います。
電動歯ブラシ
電動歯ブラシは、軽量化が進んでいますが、しかし歯ブラシに比べると重いので、
使いこなすのは、時間がかかります。
歯は立体的ですから、どの面にも毛先が当らないかぎり、プラークを取ることはできません。
毛先を自在に操り、歯に当てられるように、使いこなしてこそ 「便利な歯ブラシ」 なのです。
当院では、㈱ジーシー製の 「プリニア」 をお勧めしております。
お勧めする理由は、右の写真のように 「ポイント磨きブラシ」 が付属しているからです。
右の写真の左側が、ワンタフト型の歯ブラシで、右側が付属品です。ほぼ同じ大きさです。
市販品では、日本が世界に誇る Panasonicパナソニックの
「Doltzドルツ」をお勧めしております。
日本人の口の大きさ・歯の大きさを徹底研究しているため、
日本人に最も合うと思います。
残念ながら、別売りですが、市販品では唯一
「ポイント磨きブラシ」 も用意されています。
ちなみに、上の ㈱ジーシー製の 「プリニア」 もパナソニック製です。


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