かぶせる治療
むし歯などで、失われた 歯の量が 多い場合には、
歯の 全体をおおって
歯の形態と、機能を回復させる 治療をします。
かぶせる物を、クラウン ( 冠 かん )といいます。
レジンか 金属の 土台で、歯を 補強してから
かたちを 整えて、型をとります。
どのような場合に、かぶせるのか?
1.むし歯や 歯が割れたりして、歯のかたちを 作り直す
必要がある場合。
2.残っている歯の厚みが 薄くなると、
歯が 割れてしまう可能性が 高まります。
歯が 割れないように、かぶせます。
(歯が 割れてしまうと、抜歯になってしまう こともあるため)
3.神経をとる治療を行った場合。
治療の進みかた ( 金属の土台の場合 )
1.根の治療が終ったら、歯の土台の型をとります

2.金属の土台を接着させます

3.かたちを整えて、型をとります

4.クラウンができてきたら、調整して接着させます

クラウン ( 冠 ) の種類は?
使用する材料には、金属 ・ セラミック ( 陶器陶材 ) ・ レジン ( 歯科用プラスチック ) などがあります。
銀色のものがクラウン健康保険適用のクラウン ( 臼歯用 )
メタルクラウン といいます。
すべて金属です。
健康保険適用の治療の場合、臼歯はこの クラウンです。
左のクラウン(前から見ると)健康保険適用のクラウン ( 前歯用 )
硬質レジン前装冠 といいます。
見える部分に、レジン ( 歯科用プラスチック ) をはってあります。
左のクラウン(上から見ると)このように、金属のクラウンの 前側に レジン をはってあります。
前歯 ( 真ん中から 3本目の犬歯まで ) にだけ、保険適用となります。
自費診療のクラウン ( 健康保険 適用外 )
前から見ると陶材焼付鋳造冠 ( メタルセラミッククラウン・通称メタルボンド )
金属のクラウン ( 内冠 ) の外側すべてに
陶材 ( セラミック ) が焼き付けてあります。
かみあわせる面歯の色と 近似させてつくる 白いクラウンです。
金属について
歯科で使用する金属は合金です。用途別に3種類あります。
・健康保険適用の金属 ( 規格 金銀パラジウム合金 ) ~ 銀 色
金12%、銀50%、パラジウム20%、銅17%、その他、の合金です。
・ゴールド ( JIS・ADA 規格の金合金 ) ~ 黄金色
金70~75%、銅14%、銀8%、パラジウム3%、その他、の合金です。
金の含有量が多いと、強度が弱くなるので、作るものによって使い分けます。

・メタルセラミッククラウン用 ( 陶材焼付用合金 ) ~ 銀 色
金65~75%、白金8%、その他、の合金です。
金色の金属もあります。
外側は白いです
中はこうなっています
上記含有量は、現在当院で使用している金属です。
メーカーにより多少差があります。
また、金属の色と、金の含有量は比例しません。
金が20%前後でも黄金色のものもあります。


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