ゆびしゃぶり
「ゆびしゃぶり」 の歯科への影響
*上下の前歯が当らない
*上の前歯がでる
*下の前歯が内側に倒れる
*口呼吸
いつまでなら大丈夫か?
非常に難しい質問なのです。
強く吸う子は1歳でも悪影響がでたり、3歳でやめても悪影響がでたり、5歳までやめなくても影響がなかったりと、
悪影響の予測は、不可能なので平均的なことしか言えません。
平均的には3歳までにやめれば大丈夫といわれますが、5歳まではゆっくりと自然に導きましょう
導く方法の提案
決して叱らずに、脅かさずに、あくまでも、優しくわからせて、「自分からやめよう」と思うように導いてください。
指しゃぶりをしなければ、ほめたり、はげましたり、という姿勢で接してください。
1.「お兄ちゃんになったのに、おかしいな」 と本人の潜在意識に優しく訴え、起きている時だけでもやめさせたいもの
指を抜き取ったりはしないで下さい。イライラが子供に伝わってストレスの原因になることもあります。
ただ眠ったら、抜いてあげましょう。
2.また同じ年のお友達がしていない時は、「・・・ちゃんは、お兄ちゃんになったから、してないんだって、すごいね」
と言い、指しゃぶりは赤ちゃんがするものだと意識させ、「恥ずかしい」と感じるように自然に導く。
決して「・・・なのに、あなたはまだ・・・して」という言い方は避けて下さい。
3.指しゃぶりは、他に楽しみがないと続くので、手を使う遊びや、子供らしい活発な生活を送らせて、
「もっと他に楽しいこと」を教えてあげて、関心を他に向けて、指しゃぶりをやめるように導いてみましょう。
ストレスもいろいろ
「大きくなれば、自然にやめるので、見守りましょう。無理にやめさせるとストレスになります」
しかし、もし歯科的な悪影響がでてしまった際にも、ストレスは感じます(出っ歯など)
それを治療する際にも、治療を受けるストレスを感じます(矯正治療)
いろいろなストレスがあり、立場や、見方によっても考え方は異なってきます。
「答えはひとつではない」のです。
口呼吸
口呼吸には、単なる習慣的なものと、鼻の病気のために行う場合とがあります。
鼻の病気が治った後でも、口呼吸しているようなら、鼻呼吸の訓練をさせましょう。
口呼吸の歯科への影響
*通常前歯は 「舌の筋肉による、外への力」 と 「唇の筋肉による、内への力」 のバランスによって正常な位置を保ちます。
しかし、口呼吸の場合、常に口を開けていることで、このバランスがくずれ、「外への力」が強くなり、前歯が出て、「出っ歯」になります。
*口の中が乾燥し、唾液による免疫、自浄性、などの各種機能が低下し、不潔になりやすく、むし歯、歯周病、口臭の原因になります。
*あごの成長発育に影響がでることもあります
口呼吸の他への影響
1.味覚障害 舌の粘膜が乾燥するため
2.嗅覚障害 鼻の機能が低下
3.睡眠時無呼吸症候群 鼻呼吸なら気道を確保できますが、口呼吸の場合は、口の周りの筋肉が緩み、舌が気道をふさいでしまう
4.肺機能低下 加湿不十分な空気が、肺に入るため、酸素が吸収されにくい
5.免疫低下 扁桃腺が乾燥し、免疫力が落ちる。また鼻呼吸に比べて、細菌が直接進入するので、感染しやすい
6.集中力の低下 鼻呼吸者と比較すると、集中力が低くなるといわれ、各種の能力に差がでることも
7.マナーが悪い 鼻呼吸ができないと、口を閉じて食事できなくなり、クチャクチャと音をたてて食事し、周囲を不愉快にする
どうして口呼吸になるの?
~離乳の時期に問題があるともいわれています~
赤ちゃんの時は、無意識に鼻呼吸しています。オッパイを吸っている時は、鼻呼吸です。
ところが、話し始める時に、言葉と一緒に口で呼吸することを、覚える。
さらにこの頃に、離乳をむかえ、オッパイから離れた口は、空気を吸うようになる。
実はこの離乳の時期(1歳前後)が問題といわれている。
欧米では、離乳は3~4歳で、ほとんどが鼻呼吸。4歳ぐらいまで鼻呼吸を続けていれば習慣化するといわれています。
*この離乳の時期には賛否両論ですが、鼻呼吸を心がけることは良い。食事のマナーは大切、ドイツでは食事中に鼻をすすってもマナー違反。
*お子さんが夢中の時、口が開いていませんか?唇がカサカサしていませんか?




